診 断・施 術 記 録 ・
改 善 事 例
からだバランス通信
診 断・施 術 記 録 ・
改 善 事 例
からだバランス通信
松戸市 30代女性 Yさん
症状:不妊症
不妊治療に通い2年経つが、1度も着床なし。体調改善についてアドバイスを欲しいとのことでご相談がありました。
詳しく伺うと、
・人工授精を4回するも着床なし。
・その後ステップアップして、体外受精を5回、体外受精は、採卵5回、移植5回するも着床なし。
・来月、残っている卵を戻し、不妊治療に通うのは最後にしようと考えている。
・治療中は落ち込み、イライラ、お金、仕事に対する不安で精神状態の起伏も激しく、夫に八つ当たりなどもあった。
・夫の検査結果は良く、特に体の不調はない。また、夫は治療に対しては、否定はせず、無理に進める事もしない。
・母は「治療を頑張れ」としょっちゅう話をしてくる。
・夫の両親は無理せずにあまり、跡取りなどは気にしないでと理解があり、不妊治療については何も話してこない。
・体調は、便通は便秘がちで、最近、寝る前の腹部マッサージと乳酸菌を飲むようになり、改善傾向にある。が生理前になると、便秘と便通が良くなるを繰り返している状態。婦人科疾患はなし。
という状況でした。
2年間不妊治療を続けてきて、ステップアップをしても結果が出なければ精神的にも辛い状況だと思います。Yさんのお母さんが頑張れと話ししてくるのも自分の孫の顔が見れたらという気持ちもあってのことかもしれませんが、それがYさんにとってプレッシャーにもなってるかもしれません。
現在、ご相談頂く不妊治療で悩まれている多くの方が、妊娠するか、しないか、という部分だけで見ているという現状があります。これは、現代西洋医学の不妊治療の観点があるからです。女性として妊娠できる年齢には、期間があるので焦ってしまう気持ちもわかりますが、この部分だけに焦点を当ててしまうと気持ちもしんどくなってしまいます。しかし、体は機械ではありません。妊娠する為にもステップがあります。
今回のYさんの例でいえば
・生理の周期が安定している。
・採卵はできている。
・ちゃんと受精して卵が分割し、移植できるところまで育っている。
という良い部分がちゃんとあります。
当院では、整理周期がバラバラ、激しい生理痛、排卵しない、子宮筋腫、子宮内膜症という方や、不妊治療で採卵できない、体外受精で卵が分割しない、分割しても移植するところまで育たない、という細胞レベルで弱っている方が来られます。
その状態からでも、身体を一つ一つステップを踏んで整えていき、体調を良くしていくことによって、細胞レベルで元気になれば、妊娠体質になり、当院でも実際に妊娠に至るというケースが多くあります。
Yさんの身体は、着床する前のステップまではきており、この先が伸びしろになってきます。Yさんの旦那さんも治療に対して否定はされてないということですから、Yさんのことを温かく見守って応援されているのかもしれません。
Yさんがこれからできる事は、マッサージをしなくても自然な便通がおきる状態にすること。受精卵が着床しやすいように子宮の内膜を厚くし、妊娠を維持する為のホルモンがちゃんと出るような身体にしていくこと。その為には、子宮の血流、骨盤内の血流を良くし、視床下部、脳下垂体等のホルモンバランスを整えていく必要があります。
大事なことは、不妊治療や妊活に対する観点を「妊娠できる、できない」という結果だけを追うのではなく、妊娠する過程の、今自分はどの過程にいて、どうしていけば妊娠へのステップを昇り、妊娠体質になっていくのかという意識転換ができることが重要です。このようなことをアドバイスさせて頂きました。
仮に、今の段階で妊娠したとしても、身体が妊娠体質になっていなければ流産などのリスクもありますし、出産できたとしても、果たして健康な赤ちゃんが生まれるかわかりません。ただ赤ちゃんを産むのではなく、健康で元気な赤ちゃんを望んでいるのではないでしょうか。
現在、不妊治療や妊活に取りくんでいる方も、この意識を持つことによって取り組み方が変わってきます。ストレスな妊活からワクワクする妊活へ転換して頂きたいと思います。
最近は、不妊症や不育症でご相談にこられる方が当院にも多くいらっしゃいます。男性と違い、女性には妊娠できる期間が限られています。当院では、内臓調整や頭蓋骨調整、ストレス解放調整、分子整合栄養医学に基づいた食事などのアドバイスで1秒でも早く妊娠体質になる為のお手伝いをさせて頂いております。
ご興味のある方はお問い合わせください。
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