埼玉県三郷市 運動中に捻挫して来院された主婦の方 続き

前回のブログ
埼玉県三郷市 運動中に捻挫して来院された主婦の方
の施術記録の続きです。

捻挫した時の前後の状況のお話しをOさんから詳しく伺いました。
マラソンで足を取られて捻挫したのが夕方で、その日の午前中に実家のお母さんが急遽入院。この時、Oさんは焦りと不安をかなり感じていたようです。

幸い、大きな出来事ではなかったようで、翌日に退院されたそうですが、その不安の感情から、経絡(けいらく)の腎経(じんけい)を乱していました。

経絡はツボ(経穴:けいけつ)とツボを結ぶ流れ道のことで、目には見えないが、生命エネルギーとして身体を流れています。経絡の流れに滞りがあると、経絡に関連した神経や筋肉の働きが弱くなり、力がうまく入らなくなったりします。Oさんの腎経の乱れから、足の筋肉の動きが弱くなり、普段つまずかないような小石につまずいてしまい、捻挫したと思われます。

Oさんのお母さんが入院したのが2週間前。Oさんは「2週間前の母の入院の事を、今想っても怖くなる。今後、また倒れて入院されたらどうしようという未来の不安もある。」と言われていました。
今回の施術中に、腎経の滞りを感じられたので、2週間経った今も、その時の怖いという感情を引きずっていたのと、母に対しての未来への不安という、新しい別の感情を抱いていたことになります。

この反応に対して、腎経の滞りの調整と不安感情の解放調整をOさんへ行ったところ、「先ほどの怖い気持ちは大分減り、未来の母に対する不安な気持ちも少し楽になりました」とのこと。

Oさんは「午前中に母の入院もあり、あまり乗り気じゃなかったけど毎日やってることだからマラソンをやった」と言われていましたが、そのような出来事が起きて、不安な感情のまま、心配しながら走ってもあまり良いことはありません。

Oさんには、「そのような不安な気持ちがある時は【マラソンを休む】というのが最適だったかもしれません」ということをお伝えしました。

感情が原因の負担は、骨格や内臓への施術だけでは良くなりません。その感情を解放をしていく必要があります。

このブログを見られている方には、目に見える症状の奥には、感情などの目に見えない原因が隠れていることもある。ということを覚えておいてください。

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